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Joomla!多言語設定の落とし穴と、SEO対策の現状 (完)

| Alaudae.JP

Google Search Consoleとの長い戦いに終止符!約一年間のSEO対策を振り返って

昨年2024年4月のStore.Alaudae.JP再開以来、文字通り頼り切ってきたGoogle Search ConsoleとのSEO対策が、ようやく一段落しました。
ページのインデックス登録状況には目立った変化が見られないものの、Google検索におけるAlaudae.JPサイト内の検索結果には、ようやく満足できるようになったのです。

この約一年間の道のりは、決して平坦ではありませんでした。特に、原因が特定しきれないインデックス登録の問題には、何度も頭を悩ませられました。しかし、試行錯誤を繰り返す中で、ようやくその根本的な理由を理解するに至りました。

それは、利用しているCMS(今回はJoomla!)の特性を理解し、そのメリットを最大限に活かした最低限の設定が不可欠であるということ。
特別なSEO対策を行ったわけではありません。本当に初歩的なサイト構築を行うだけで、状況は大きく改善したのです。

振り返ってみると、初期の段階ではJoomla!の標準設定や拡張機能をそのまま運用しており、SEOに関する基本的な部分が最適化されていませんでした。例えば、サイト構造をGoogleに正しく伝えるための設定や、重複コンテンツの処理など、CMSが本来持っている機能を十分に活用できていなかったのです。

具体的に何をしたのか?それは本当に基本的なことばかりです。

サイトマップの送信: Google Search Consoleを通じて、サイト全体の構成を正しく伝えました。
robots.txtの設定: クロールを制御し、不要なページへのアクセスを防ぎました。
内部リンクの最適化: 関連性の高いページ同士を適切にリンクさせ、サイト内の回遊性を高めました。
URLの正規化: wwwあり・なしなど、異なるURLで同じコンテンツが表示されるのを防ぎました。

これらの対策は、Joomla!の管理画面から比較的容易に行えるものばかりです。しかし、これらの「当たり前の設定」をしっかりと行うことで、Googleのクローラーはサイトの情報をより正確に理解し、評価してくれるようになったのだと感じています。

Google検索の動画

今回の経験を通じて痛感したのは、どんなに高機能なCMSを利用していても、その機能を理解し、適切に設定しなければ、SEOの効果は十分に発揮されないということです。
特にJoomla!のような多機能なCMSの場合、初期設定のままでは潜在的なSEO上の課題を抱えている可能性があることを学びました。

もちろん、SEO対策はこれで終わりではありません。常に変化するGoogleのアルゴリズムに対応していくためには、日々の状況をモニタリングし、改善を続けていく必要があります。しかし、今回の経験は、今後のSEO対策の土台となる重要な学びを得る機会となりました。

今後は、Google Search Consoleに頼るだけでなく、コンテンツの質向上やユーザーエクスペリエンスの改善にも注力し、より本質的なサイトの成長を目指していきたいと思います。

Store.Alaudae.JPの再開から約一年。長かったGoogle Search Consoleとの格闘は、ようやく終わりを迎えました。この経験を活かし、Alaudae.JPは次のステップへと進んで行けます。