SP Page Builderを卒業した理由:ラスト
ツール選びで「セキュリティ」を妥協してはいけない
誤解のないように言っておくと、私は「SP Page Builderを使うな!」と反対しているわけではありません。実際に使ってみて、このツールならではの良さも十分理解しています。
でも、どうしても納得できないのが、開発元であるJoomShaperの「ユーザーに対する向き合い方」なんです。ツールはユーザーのためにあるのか、それとも開発者のエゴのためにあるのか?その境界線があまりに曖昧だと感じていました。
10年間、Joomlaの標準ルールを無視し続けている現実
Joomlaには、サイトを安全に守るための「メディアファイルの配置ルール」があります。しかし、Akeebaの開発者によれば、JoomShaper(Helix Ultimate)は10年以上もこの公式ルールを無視し続けているというのです。
ルール違反:
・「セキュリティ上、置くべき場所にファイルを置いていない。
ユーザーの負担:
・公式ルールに従わないため、ユーザー側で毎回特別な設定(回避策)が必要になる。
開発の遅れ:
・標準を守らないから、Joomlaのアップデート対応も後手に回る。
「10年以上、標準に従うことを拒み続けているのは、正直言って異常だ」——セキュリティの専門家にここまで言わしめるツールを、あなたは明日からも安心して使い続けることができるでしょうか?
「新機能」よりも「誠実さ」を
彼らが「ゲームチェンジャー」と自信満々にリリースした新サービス「EasyStore」も、案の定、不具合だらけでクレームの嵐です。未だにベータ版のようなクオリティ。
開発のプロでなくても「これは無理だ」とわかるような状態なのに、なぜ彼らは大口を叩けたのか? 私には理解できません。
結論として、セキュリティを軽視する姿勢に未来はありません。今回の決別で、自分の選択が間違っていなかったと確信しました。