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四十年目の同窓会、大雪と孤独と

| Alaudae.JP

昨日は大雪の中、中学卒業から四十年後の同窓会がありました。

開催場所が二階で、階段の上り下りができない私には難しい会場でしたが、二次会から参加することにしました。しかし、本会のみで帰ってしまう同級生もいるかもしれないと思い、早めに集合場所へ向かいました。

予想通り、恩師の一人が本会のみの参加とのことで、少しでも会話ができて本当に嬉しかったです。早めに行って大正解でした。

しかし、同窓会に普段着(ジャージ姿)で顔を出したのは私くらいで、その時点で浮いている存在でした。でも、背広(スーツ)を着ると体が重苦しくなり、一時間もせずに横になりたくなってしまうので、これだけはどうしようもありません。また、一人だけ杖をついて歩いているのも、相当浮いていたと思います。もう慣れたとはいえ、やはり周りとの違いを感じずにはいられませんでした。

今回は午前二時から三時まで、最後まで参加しましたが、ただ座っているだけでも身体には相当堪えました。それでも、会話には参加せずとも、雰囲気を味わえたのは良かったです。

いつも同窓会や同級会に参加して思うのは、同い年の筈なのに、雰囲気に違和感を覚えてしまうことです。まるで自分だけが違う世界にいるような、そんな感覚。空気感を一緒に味わえないのです。

今回はそれを打開したく、今まで話すことがなかった同窓生と積極的に会話をする努力をしてみました。しかし、性別に関係なく、やはり上手く馴染むことができませんでした。

もしかしたら、私は孤独感が好きなのかもしれません。でも、人と打ち解け、仲良くなることは苦ではないし、楽しいはずなのです。それなのに、同窓生とだけは馴染めない。

あるとすれば、過去に何か問題があったのかもしれません。それに対する罪悪感なのかもしれない。

ある意味、悲しい重荷を抱えて、身体がさらに硬直していくような、そんな感覚。これは私の宿命なのでしょうか。

でも、あの楽しそうな雰囲気の中でも、人それぞれ悩みや苦しみはあるようです。そう、私だけではない。

そんな思いを抱えながら、私は次回も参加できるのだろうか、と自問自答しています。