二月末に喉の痛みを感じ、まさかと思いつつも、そのまま体調を崩して先日まで寝込んでいました。
ここ十年以上、風邪とは無縁の生活を送っていたのですが、その反動が来たのか、連日の喉の痛みと身体の痺れに加え、全身の重苦しさに襲われ、何が何だか分からないうちに寝込んでしまいました。
健康な頃であれば、汗をかけばすぐに回復したのですが、今は汗をかくこと自体が痛みと痺れを悪化させるため、それも叶わず。そんな悪循環が続き、なかなか治らず、未だに完治には至っていません。しかし、溜まっていく作業を前に、昨日から少しずつできることを再開しています。
今回の風邪で感じたのは、まるで現代社会を反映しているかのような、その狡猾さです。まるで弱みにつけ込むかのように、じわじわと体力を奪っていくのです。
考えてみれば、現代社会も同じかもしれません。次々と現れる情報やタスクに追われ、休む間もなく動き続ける私たち。そんな中で、ふと訪れる体調不良は、まるで社会が私たちに仕掛けてくる罠のようです。弱っている時にこそ、ゆっくりと休むことの大切さを、今回の風邪は教えてくれた気がします。
皆様も、体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。そして、もし体調を崩してしまった時は、無理をせず、ゆっくりと休んでくださいね。