
macOSのクリーンインストール、本当に正しい方法知ってますか?
新しいmacOSがリリースされるたびに、ワクワクする気持ちと同時に、「ちゃんと動くかな?」という不安もよぎる方も多いのではないでしょうか。
特にMacを長く使っていると、過去の不具合経験から、安心できる方法でアップデートしたいと考えるのは自然なことです。
先日発表されたmacOS Tahoe 26も、私のMac Studioでは非常に快適に動作しています。メール、ミュージック、Time Machine、パスワードなど、日常的に使う機能で不具合は全くありません。
しかし、私がいつもこだわっているのが、macOSのアップデート方法です。私は、新しいmacOSが出るたびに、新品のmicroSDHCカードを起動Installerディスクとして用意しています。macOS Sequoiaからは、32GBの容量を使っています。友人には「macOSの起動ディスクのコレクターか」なんてからかわれますが、これには理由があります。
過去にMacで多くの不具合を経験した私は、必要に応じてmacOSを簡単にダウングレードできる、安価で確実な方法としてこのやり方を続けています。このクリーンインストール手順で、私が不注意でミスをしない限り、不具合が起きたことはありません。
誤解されがちなクリーンインストール
クリーンインストールというと、単に「Macintosh HD」を消去するだけだと思われがちですが、それは大きな間違いです。正しくは、「Macintosh HD」を含むストレージ全体(SSD/HDD)を消去する必要があります。リカバリモードでストレージ全体を消去してから、起動ディスクでインストールするというのが正しい流れです。
信頼できる情報を見つける難しさ
macOS Tahoe 26が発表されてから、USB起動Installerの作り方について検索してみると、上位に表示される記事の多くが、なぜかサードパーティ製のアプリを推奨しています。公式の方法ではない上に、なぜわざわざ回りくどい方法を紹介するのか、見ていて不愉快になります。
本当に信頼できる情報を探すのは骨が折れます。公式サイトの情報はもちろんですが、信用できるMacユーザーのフォーラムや掲示板など、複数のソースを調べて、最終的には自分で判断して大丈夫だと思う情報だけを利用することが重要です。残念ながら、日本語の検索結果はアフィリエイト目的のサイトが非常に多く、本当に必要な情報にたどり着くのが難しいのが現状です。最近は、日本語での検索を避けるようになってしまいました。
Appleよ、もっと期待できるものを
最後に、iPhone Airについてです。「Air」と名付けられているのに、カメラレンズが大きく突起しているのはどう考えてもおかしいでしょう。他社製品と似たり寄ったりで、折りたたみもいらない。ただ値段が高いだけで、全く魅力を感じません。
私は、iPhoneやiPadではなく、かつて革新的な製品を生み出したMacintoshのような、本当にユーザーをワクワクさせるような製品をAppleに期待しています。
私と同じように感じているMacユーザーは、きっと少なくないのではないでしょうか。