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2025年、新たな挑戦!手芸と3Dプリンター、そして半年間の格闘記

今年はウェブ構築や手芸製作に加え、全くの未経験である3Dプリンターに挑戦しています。なぜこの新たな分野に足を踏み入れたのかというと、手芸製作で必要となる治具部品の製作・販売に不可欠だと判断したからです。

高価な買い物と大きな決断

研究目的や自作程度であれば、比較的安価な3Dプリンターでも十分です。しかし、私の目標はあくまでも「製作販売」。そうなると、最低限の生産が可能な高性能な3Dプリンターが必要となり、これが非常に高価な買い物になるんです。

正直なところ、現在ほとんど収入がない中で、高価な3Dプリンターを用意してまで手芸の治具部品を販売すべきか、かなり迷いました。でも、今販売している手芸の素材は、オリジナルの治具部品を組み合わせることで、その魅力が最大限に活かされると確信しています。この思いが、私の背中を押してくれました。

予想外の壁、そして半年間の道のり

2025年の1月に3Dプリンターを購入し、すぐに治具部品を生産できるだろうと考えていたのですが、それは大きな間違いでした。デザイン設計も、3Dプリンターの操作もすべてが初めて。簡単に操作できる機種を選んだものの、個人利用とは異なり、製作販売となると商品として納得できるクオリティが求められます。

中途半端な商品を販売するわけにはいかないので、試作品の作り直しやデザイン設計の変更を何度も繰り返しました。思いのほか、簡単に満足のいくものが作れないことを痛感したんです。

そして、一番の大きな問題となったのが、3Dプリンターから出る有害排気処理でした。最初から他の方が採用している既存の処理方法を使っていれば問題なかったはずなのに、私の無駄なチャレンジ精神が湧き上がってしまい、オリジナルの排気処理システムを自作することに。結局、この有害排気処理の製作だけで、半年近くが経過してしまいました。

やっと光が見えてきた!

しかし、ついにこの無駄な苦労から解放される時が来ました!長らく格闘していた有害排気処理の製作に、ようやく完成の目処が立ったんです。

これからは、この半年間の苦労を糧に、皆様に喜んでいただけるような治具部品を製作していきたいと思います。どうぞご期待ください!